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会社員を経験して目医者になったFC東京ファンのブログ。本家サイトはKALEIDOSCOPE WORLDFC東京中華思想です。
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今日は一宮西身体拘束訴訟上告審

2009/11/24 06:45
先月の報道通りであれば,今日,最高裁で弁論が開かれます。
一宮西病院身体拘束訴訟(平成20年(受)第2029号、最高裁第三小法廷、担当 増森調査官)

患者拘束「違法」見直しか 愛知の病院敗訴に最高裁
2009年10月21日 提供:共同通信社

 愛知県一宮市の一宮西病院に入院していた80歳の女性がベッドに体を不当に拘束され苦痛を受けたとして、病院を経営する医療法人「杏嶺会(きょうりょうかい)」に損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(近藤崇晴(こんどう・たかはる)裁判長)は20日、弁論を来月24日に開くことを決めた。

 二審の結論変更に必要な弁論が開かれることから、違法な拘束があったと認め、70万円の支払いを命じた名古屋高裁判決が見直される可能性が出てきた。

 二審判決によると、女性は腰痛などで入院中だった2003年11月16日未明、何度もベッドを離れて車いすで移動したことから、ひも付きの手袋でベッドに数時間拘束された。女性は一審判決前に死亡、訴訟は遺族が継承した。

 一審名古屋地裁一宮支部は請求を棄却したが、二審は「拘束しなければ重大なけがをするという切迫した危険性があったとは認められない」として、拘束は違法と判断した。


関心があって以前に裁判所で記録を閲覧したことがあります。
その結果ですが、まずなにより弁護士(代理人)が壮観です。

一審 平成16年(ワ)第392号(名古屋地裁一宮支部)
原告代理人:六川 詔勝、復代理人:坂井田 吉史
被告代理人:中村 勝己、後藤 昭樹、太田 博之、立岡 亘、服部 千鶴、吉野 彩子、太田 成
結果:請求棄却

控訴審 平成18年(ネ)第872号(名古屋高裁)
控訴人代理人:副島 洋明、中谷 雄二、森 弘典、熊田 均、名島 聰郎、船橋 民江、中村 正典、山田 克己、大石 剛一郎、登坂 真人、相川裕、舟木 浩、石川 智太郎、田原 裕之、山根 尚浩、井口 浩治、水谷 博昭、矢野 和雄、澤 健二、太田 寛、岩城 正光、森田 辰彦、松本篤周、花田 啓一、田巻 紘子、川口 創、稲森 幸一、魚住 昭三、荒尾 直志
被控訴人代理人:一審に同じ
結果:被控訴人は控訴人に70万円+遅延損害金を支払え

中村勝己弁護士は医療側で頑張っている方のようですし、また副島洋明弁護士は身体拘束などで頑張っている方のようです。なにやら代理戦争のように見えてしまいました。何しろ高裁の認容額は70万円ですから、手間ひまかけるより終結させるほうが安上がりでしょうから。

で、上告申立ては病院側からだけなされているのですが、上告趣意書は42ページにわたる長文でした。ざっと読んでなるほどと思わせられたのですが、鳥頭なもので漠然としか覚えていません。過失認定を後方視的に判断しているとか、高裁が求める対応だけが合法で他を違法とくくってしまっているとか、医療の過失認定は事件当時の状況に基づいて判断すべきだとか、当たり前のことばかり書いてあった印象です。参考に、「元検弁護士のつぶやき」というブログに以前に書き込まれたものの,訴訟にかかわる内容で匿名で責任の所在が不明なものは頂けないという趣旨で管理人さんに削除された書き込みを紹介します。上告申立て趣意書には、以下の内容が含まれていました。


No.30 担当弁護士 さん | 2008年9月16日 23:47 | 返信 (Top)
議論が一人歩きしてしまうのを怖れて投稿します。
問題となっている事件の病院側担当弁護士です。
まず,41人の入院患者がいたと主張していたのに,27人の入院患者しかいなかったという報道は,本来は誤りです。41病床を3人の夜勤看護師で担当していたという主張で す。現実の入院患者数は27人でした。ただ,私は,看護師の負担が27/41に減るとは考えていません。4人部屋に2人しか入院していなかったとしても,看護師の訪室や声 掛け,パトロール等の現実の看護師の負担は2/4以上のものであると考えています。そのため,裁判では,病床数を基準に看護師の負担を考えるべきであると主張してきました 。

本件は,平成15年11月の事件です。厚生労働省の介護保険施設向けの抑制廃止の宣言が出されたのも同年ですが,当時,急性期の医療機関で,抑制マニュアルを作成していた 医療機関はどの程度の頻度で存在していたのでしょう。

家族との信頼関係の欠如を指摘する見解もありますが,まさに,突発的ともいうべき状況で起こったせん妄であり,事前の同意書は取り付けてありませんでした。急性期の医療機 関で平成15年当時に,そのような同意書を取り付けるのが通常だったのでしょうか。
無論,事前に同意書を貰っていたとしても,無制約な抑制が許されるはずもありませんが。

新聞では報道されていませんが,具体的な患者の行動は以下のとおりです。
リーゼ服用下で,夜間せん妄になり,患者はナースコールを頻回に行うのみならず,腰椎圧迫骨折で,昼間は疼痛もあって活動性が低く歩行障害もあるのに,せん妄状況で,車い すを「足で漕ぎながら」何度もナースステーションまで来ていました。
尿意を訴えていましたので,患者を納得させるため,オムツが濡れていない場合が殆どでしたが,すべてオムツ交換に応じていました。
消灯後のナースコールで何度も看護師が訪室したり,詰め所まで来た患者を連れ戻すために病室に出入りするため,同室者から苦情が出る状況でした。やむなく,詰め所で寝ても らおうとベッドごと詰め所に移動しましたが,リーゼの効果もあって半覚醒の状況にあり,詰め所のように,明るく,ナースコールでうるさい場所では入眠の妨げになると考え, 丁度,空いていた詰め所前の個室に収容しました。そこでお茶を飲ませたりしてなだめようとしましたが,せん妄が益々ひどくなり,ベッドから起きあがろうとする挙動を繰返し たため,やむなくミトンで抑制したものです。入眠を確認して,直ちにミトンを外していますので,実質の抑制時間は最大でも2時間です。

判決では,せん妄患者に,看護師が付き添って入眠するまでなだめるべきであったとされました。それをしていないから違法であるという論理です。せん妄患者に付き添っていれ ば,せん妄症状は緩解するのでしょうか。あるいは入眠するのでしょうか。せん妄状態にある患者の看護については,ケースバイケースであり,これをすれば良いという一義的な 答はないと考えています。
また,夜間に3名の看護師による当直体制で,本当に看護師1人が入眠するまで付き添うことが可能なのでしょうか。付き添わなかったことが違法と評価されてしまうのでしょう か。

この件については,精神科の専門医に,「せん妄」の病態論とともに,せん妄患者に対して,どのように対応すべきであったのか,という点と,看護学の専門家に,急性期病棟の 看護師が,せん妄患者に遭遇した場合に,看護師として何を考え,どのように対応するのが望ましいのかという意見をいただいた上で,急性期病棟におけるせん妄患者に対する対 応を考えていきたいと思います。

多分に感情的なコメントが含まれているかもしれませんが,ご容赦下さい。
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藤山判決一発逆転クイズ・正解

2009/11/22 15:27
2ヶ月も前になりますが,ご紹介した事件の控訴審の終局を確認した結果です。
http://kaleidoscopeworld.at.webry.info/200909/article_1.html

で,正解なんですが,

和解してました…

和解金額なんですが,5000万円を平成19年4月27日までに支払えと。

一審判決「5983万1140円及びこれに対する平成12年9月2日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。」
に従って,和解条項にある支払期限である平成19年4月27日時点の支払い金額を計算したところ,7973万9337円となりましたので,約3000万円の減額です。

控訴審は,病院側から準備書面が2通と新証拠を提出,遺族側からは特段の主張はされていないようでした。

玉虫色の和解という印象です。もうちょっと変化のある結末かと思ったんですが…
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妊産婦死亡数が大野病院事件のおかげで減ったとか言っちゃってる人がいるらしい

2009/11/15 19:17
月刊ナーシングという雑誌で報告されたようなんですが,そのことがこちらのブログに載っています。
http://suzume6.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-2790.html
「ホントかよ?」と思って,他所で入手したでーたから,
http://winet.nwec.jp/toukei/save/xls/L100220.xls
ここ14年間の妊産婦死亡数の推移をグラフ化したんですが・・・
画像
直観的には,大野病院事件以前の2003年から減少しているように見えます。
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藤山判決一発逆転クイズ

2009/09/08 08:54
説明義務違反と,死亡との因果関係が認められた藤山雅行裁判長の判決です。

8歳のときに大動脈弁狭窄症を指摘され20歳まで受診,その後受診をしていなかったが,47歳になって息切れを発症。入院精査を勧められたが仕事が忙しいことを理由に拒否し,外来通院で検査を進めていたが,ある日自宅で死亡しているのを発見された。遺族が提訴し,遺族の「いつ突然死してもおかしくない最高度の大動脈弁狭窄症で,突然死の可能性を挙げて入院を強く説得すべきだった」という主張が認められ,その説明義務違反と突然死との因果関係まで認められた判決です。遺族の請求額は約1億1000万円で,裁判所の認容額は約6000万円。病院側は控訴して,既に終結しているようです。

一審判決文はこちらにあります。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20061106125952.pdf
一審に関する評論が,医事判例解説2007年8月号(目次のみ)
http://www.izi-hourei.jp/kaku_shoseki/iryou_2007_08.htm
や,日経メディカル2008年7月号(会員限定かな?)
http://medical.nikkeibp.co.jp/mem/pub/search/nm/0807_iryou.pdf
や,民間医局発行ドクターズマガジン2009年9月号(これは一般公開)
http://www.doctor-agent.com/da/member/service/knowledge_malpractice_detail?mode=preview&id=79
に掲載されていますが,控訴審については掲載されていません。

さて,問題です。

【問題】
この判決は,高等裁判所で逆転されたでしょうか?

正解は,9月9日または10日に閲覧で確認してまいります。

事件の詳細は,先に挙げた民間医局のページをご覧ください。(再掲)
http://www.doctor-agent.com/da/member/service/knowledge_malpractice_detail?mode=preview&id=79
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「カンニング自殺」訴訟:配慮がなかったのはどちら?

2009/08/08 23:28
7月30日に東京高裁判決が出た,埼玉県立高校生がカンニングした疑いで教諭らからの指導を受けたために自殺したとして,母親が県を訴えた事件です。7月30日の日刊スポーツより。
 2004年に埼玉県立高3年の男子生徒(当時17)が自殺したのは、カンニングを疑った
教諭らの指導が原因として、母親(56)が県に8000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴
審判決で、東京高裁は30日、請求を棄却した1審判決を支持、母親側の控訴を棄却した。

 園尾隆司裁判長は1審さいたま地裁判決をほぼ踏襲。「カンニングを認定されてもやむを
得ない状況だった」と指摘し、教諭らが生徒に事情を聴いた点も「教育的見地から適切な
ものだったと認められる」とした。

 判決によると、04年5月26日、2時限目の物理の試験中、生徒が消しゴムに巻いたメモを
見ているのを教諭が発見。メモは1時限目の日本史の試験に関する内容で、担任ら教諭
5人が別室で生徒から約2時間にわたり事情聴取。生徒は同日夕、埼玉県新座市の立体
駐車場で飛び降り自殺した。

 母親は判決後、「わたしたちに何の配慮もない判決で、非常に残念です」と話した。(共同)

最後の母親の「わたしたちに何の配慮もない判決で、非常に残念です」というコメントが気になったので,裁判記録を閲覧してきました。

高裁事件番号は平成20年(ネ)第4556号です。
判決を読むと,ざっくりとこんな概要でした。
 小さい紙に細かい文字を書き込んで,それを消しゴムにまきつける典型的なカンニング手法でしたが,物理の時間である2時限目に,出てきた証拠が1時限目の日本史のものだったため,事実が曖昧だとして教師らによる事情聴取には時間がかかりました。しかし2時間ぶっ続けで5人で威圧的に取り調べた様子はなく,生徒の説明がつじつまが合わないため,むしろ教師側としても本人の主張を尊重し,結局カンニングがあったとの事実認定には至りませんでした。担任教師は,他の教師によって事実誤認されたときに生徒側に立つことができるように,取調べの中心にはいなかったようです。
 2時限目に監督をした教師は,現場でカンニングペーパーを斜め後ろから1分間にわたり確認しており,証言では物理の公式が書かれていたことを,その字体も含めて詳細に証言していました。「消しゴムを見せなさい」と言うと生徒が消しゴムをポケットにしまい込んで拒否したそうです。で,最終的にポケットから出したのが,日本史のカンニングペーパーだったと。

生徒が自殺したのは残念ですが,これで民事訴訟を起こされることには,トンデモ医療訴訟に通じるものを感じます。で,その代理人弁護士は杉浦ひとみ弁護士という人権派弁護士だそうです。弁護士の役割もいろいろなのでことさらに責める気はありませんが,普通の人間ならば事情をきちんと確認すれば,この事件に関わった教師の方々は大変丁寧に対応されているとの認識をすると思うんですが,そのような事件で提訴を請け負うようでは,教師の方々に対する人権蹂躙とまでは言いませんが,人権派弁護士の看板は如何なものかと思ってしまいます。

また,このような一方的な報道だけを元に,自分で調査しようともせずに疑問だけを並べてオシマイの,このブログ(表紙はこちら)の筆者のような態度には疑問を持たざるをえません。
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ソウルの地下鉄は、今年中に全駅にホームドアを設置するそうだ

2009/05/16 23:47
すごい気合いです。日本でももっと設置を推進したら良いのですが。
【韓国】ソウル市、今年中に地下鉄駅にスクリーンドア設置
【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 Y! 2009/05/06(水) 19:42
  今年の末までにソウル市内のすべての地下鉄駅に、スクリーンドアが設置される。ソウル市は現在92駅にスクリーンドアの設置を完了し、今年末までに残り173駅にスクリーンドアを設置する計画だと明らかにした。

  ソウル市は当初、設置時間と莫大な費用負担などを考慮して、来年までに設置するという計画だったが、安全事故防止と地下の空気改善などで、事業完了を1年操り上げることになったと説明した。(情報提供:innolife.net)

で、韓国のホームドアは地上駅、地下駅を問わず、ほとんどが頭上までそびえる型のようです。韓国語のウィキペディアでは、日本によくある腰上あたりまでのホームドアは「欄干式」と記されていました。
画像

↑韓国のホームドア


ソウル以外では、こんなホームドアもあるようです。
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「お礼」に異存はないですが、一応…

2009/05/08 01:58
えーと、朝日新聞です。
ペットボトルに「たからのちず」 横須賀海保基地に漂着

2009年5月8日1時39分

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写真:横須賀海上保安部が差出人を捜している「たからのちず」=横須賀海上保安部提供横須賀海上保安部が差出人を捜している「たからのちず」=横須賀海上保安部提供

 「『宝の地図』を浮かべたのはだれ?」。横須賀海上保安部の職員が先月22日、船艇基地に漂着した500ミリリットルのペットボトルを見つけた。フタを開けると、「たからのちず」が入っていた。同保安部が差出人を捜している。

 地図には「こたつ」「テレビ」のほか、「なつベッド」「ゆうたへや」などと部屋の間取りが描かれており、同本部は「3人きょうだいではないか」と見ている。部屋に散らばった三つのドクロマークは「たからのしるし」という。

 同保安部は「職員がほのぼのと和むことができた」として「差出人が見つかったら、ささやかなお礼をしたい」と話している。問い合わせは同保安部(046・861・8366)へ。


それって、不法投棄じゃ…。落書きと大差ないのではないかと。

野暮なことを言って、すんません…
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医師の鑑定内容漏えい事件

2009/04/15 22:52
まず前回記事の誤りについて。少年事件だから非公開であり、調書漏えいが問題というのは違っていて、少年事件に限らず、調書をみだりに公開すること自体が問題のよ うです。刑事訴訟法281条の3,4,5に、被告人本人や弁護人に対しては、これを公開した場合の罪が規定されていました。1年以下の懲役だそうです。誤解していました。お詫びします。

さてこの事件、表現の自由とかいろいろ紛糾していますが、司法的には本質はそんな問題ではないと思います。

この医師を罰しようとする行動は、調書の漏えいだったとのことです。冒頭のお詫びに書いたとおり、調書の漏えいは重大な問題のようです。それほど調書を公開することに問題があるというならば、ちゃんと鑑定人に対する罰則の条文を用意しておけばよかっただけの話であって、それがないがために 「鑑定が医師の業務に当たる」などという副次的な理由をつけて一般の秘密漏えい罪で有罪なんて、別件逮捕ならぬ別件有罪という感じで、違和感をぬぐえません。
刑法第百三十四条 医師、薬剤師、医薬品販売業者、助産師、弁護士、弁護人、公証人又はこれらの職にあった者が、正当な理由がないのに、その業務上取り扱ったことについて知り得た人の秘密を 漏らしたときは、六月以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。

これがもし建築関係の事件で、建築家が鑑定人だったら、調書を公開しても有罪とする法的根拠がないわけですから。

判決が誤っているとまでは言えないのでしょうが、司法の不備をなんとか取り繕って被告人に無理やり押し付けた、美しくない判決だと思いました。
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医師の鑑定内容漏えい事件、あさって判決

2009/04/13 23:11
明後日(平成21年4月15日)に、少年事件の鑑定などを漏えいした医師に対する刑事訴訟の判決が言い渡されるそうです。

実は、裁判というものは公開で行われることが原則となっているので、これが少年事件でなければ鑑定だろうがなんだろうが、秘密も何もないことになります。むしろ裁判の公正さの担保として、鑑定内容も公開されて然るべきものとすら言えるのではないかと思います。

この事件は少年事件だから少年法が関係してきて、少年事件だから少年法に基づいて裁判を非公開で行う、ということになっています。ではその非公開の内容を鑑定人が漏洩した場合に何の罪になるのか、ということになると、実はどこにも書いていないのではないかと思われるのです。

医師には確かに医師の守秘義務というものがあり、職業上知りえた秘密を公開することは刑法に違反し、罰則もあります。

しかし、鑑定をすることが医師の業務に当たるかというと微妙なことになります。鑑定も医師の業務ということであれば、医師の守秘義務が科されているとの解釈もありうるかも知れません。しかしその場合、同じことが少年事件に限らず一般の訴訟にも言えることになってしまい、そうなると裁判の公開原則と相反することになってしまいます。

結局、法が想定していなかった事態に遭遇して、司法が難儀しているということなのかな、と感じます。そういえば、裁判の傍聴をしていると、証言台に立つ証人に対してまずはじめに裁判官から「ことさらに記憶と違うことを証言すると罰せられることがあります」と説明されます。今回の鑑定医に対しては何かそのような説明があったのでしょうか。おそらくなかったからこそ、ある意図をもって取材者に閲覧させたのだと思います。司法の問題を医師に押し付けるかのような責任追及には違和感を持ちます。罪刑法定主義の観点から、鑑定医に刑罰を科すことにはいささか問題があるように思われました。

鑑定人を罪に問えるか 15日、奈良地裁で判決 医師宅放火殺人調書漏えい 「特集」 (1)

 奈良県の医師宅放火殺人で中等少年院送致された医師の長男(18)を鑑定し、調書類を漏えいしたとして秘密漏示罪に問われた精神科医崎浜盛三(さきはま・もりみつ)被告(51)に15日、奈良地裁で判決が言い渡される。事件は、出版の自由や取材源の秘匿、少年のプライバシーをめぐる議論を呼んだ。しかし、発端となった引用本の著者草薙厚子(くさなぎ・あつこ)さん(44)や講談社の刑事責任は問われない分かりにくい構図の中、裁判の主な争点は「鑑定人が罪の対象となるか」という法律論に絞られている。

 ほとんど適用例がない刑法の秘密漏示罪は、対象となる職業として医師や弁護士、公証人などを列挙。また「正当な理由」があれば罪にならない旨を定めている。

 弁護側は「鑑定人は法がいう医師ではないから対象外」と無罪を主張。根拠として(1)医師には治療や予防目的があるが鑑定人にはない(2)鑑定人の要件は学識経験者で医師資格は関係ない(3)鑑定人に守秘義務を課す具体的な法の規定はない-を挙げた。

 検察側は、被告が医師にしかできない脳波やMRI検査を技師に指示していたことを指摘し、「奈良家裁が鑑定を依頼したのは医師だったからだ。鑑定が医師の業務なのは明白」としている。

 弁護側は「正当な目的」の観点からも無罪を訴えた。

 被告は法廷で「長男の殺人者のレッテルをはがしたかった」と強調。弁護側も「取材に応じたのは、広汎性発達障害を世間に正しく理解してもらうためだった」とし、少年と社会のための正当な行為で違法性は阻却されると主張した。

 弁護側はさらに「調書は法廷に証拠として提出されることを前提として作られる。秘密ではない」との意見も述べたが、検察側は「離婚や成績は他人に知られないことが利益となる情報。秘密に当たる」と否定した。

 崎浜被告は2006年、自宅に放火し義母と弟妹を死亡させた長男を広汎性発達障害だと鑑定。草薙さんは07年5月、講談社から「僕はパパを殺すことに決めた」を出版した。奈良地検は10月、長男の供述調書や鑑定書のコピーを草薙さんらに漏らしたとして秘密漏示容疑で崎浜被告を逮捕。08年4月に始まった公判は、期日間整理手続きを経て12月に再開され、検察側はことし2月に上限の懲役6月を求刑し、結審した。

▽調書漏えい事件

 調書漏えい事件 奈良県田原本町の医師宅放火殺人で、医師の長男(18)=中等少年院送致=の鑑定を担当した精神科医崎浜盛三(さきはま・もりみつ)被告(51)が、草薙厚子(くさなぎ・あつこ)さん(44)に調書を見せたとして秘密漏示容疑で逮捕、起訴された。地検は草薙さんも任意で事情聴取したが、嫌疑不十分で不起訴とした。調書を引用した「僕はパパを殺すことに決めた」をめぐっては、奈良家裁所長が抗議し、当時の法相が「司法秩序、少年法への挑戦だ」と調査を指示した。草薙さんは法廷で「情報源は崎浜被告」と証言。検察側は懲役6月を求刑した。

2009年4月9日共同通信社


蛇足ながら付け加えると、検察側の「医師にしかできない脳波やMRI検査を技師に指示していた」から医師の業務だという主張には説得力が薄いように感じます。なぜなら、今回は確かに脳波やMRI検査を指示していたとしても、もしこれが既に記録されている脳波やMRI結果が存在していてそれを鑑定するだけであれば、医師としての検査指示はなかったことになり、鑑定医としての業務内容は同じであっても、脳波やMRI検査を技師に指示していたから医師の業務であるという主張が崩れることになるからです。
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東京女子医大心臓血管外科事件、本日高裁判決

2009/03/27 08:19
大野病院事件、割りばし事件と並ぶ、検察によるトンデモ起訴3羽烏の残り一つである、東京女子医大心臓血管外科事件の高裁判決の日が今日となりました。

紫色の顔の友達を助けたい
東京女子医大、警察、検察、マスメディアの失当
http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-e422.html


勝負は下駄を履くまでわからないとは言いますが、それでもこの事件の無罪は間違いないものと思われます。まあ結果を待ちたいと思います。
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高松高等検察庁のホームページが…

2009/03/23 23:31
たまたま閲覧した高松高等検察庁のホームページ
検察庁と言えば、要は犯罪容疑者を選別して起訴する厳しい組織ナわけですが…

http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/h_takamatsu/

タヌキキャラクター「へんろちゃん」がお出迎え。

ブログまである…

そして、各種案内の「刑事事件記録の閲覧・謄写」のページには、

http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/h_takamatsu/annai/kiroku.html

なぜかマウスポインタが常駐…

気になる…
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「わずか半日」で快挙扱いされても…

2009/03/15 13:19
共同ニュースより
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009031401000512.html

即日審判で父母の親権停止 家裁、息子への治療拒否で
2009年3月15日(日)02:07

 東日本で2008年夏、消化管内の大量出血で重体となった1歳男児への輸血を拒んだ両親について、親権を一時的に停止するよう求めた児童相談所(児相)の保全処分請求を家庭裁判所がわずか半日で認め、男児が救命されていたことが14日、分かった。

 子供の治療には通常、親の同意が必要で、主治医は緊急輸血が必要だと両親を再三説得したが「宗教上の理由」として拒否された。病院から通報を受けた児相は、児童虐待の一種である「医療ネグレクト」と判断した。

 医療ネグレクトに対しては過去に1週間程度で親権停止が認められた例があるが、即日審判は異例のスピード。児相と病院、家裁が連携して法的手続きを進め、一刻を争う治療につなげたケースとして注目される。

 関係者によると、当時1歳だった男児は吐き気などを訴えてショック状態となり、何らかの原因による消化管からの大量出血と診断された。

 病院は「生命の危険がある」と児相に通告。児相はすぐに必要書類をそろえて翌日昼、両親の親権喪失宣告を申し立てるとともに、それまでの緊急措置として親権者の職務執行停止(親権停止)の保全処分を求めた。

 こうした輸血拒否への対応については日本小児科学会など関連学会が08年2月、合同で指針をまとめており、今回のケースでも病院側はこの指針に従って対応した。

お産の事故の裁判で,裁判所が「緊急時には30分以内に帝王切開できないとならない」という判断をしたことがありました。いわゆる30分ルールです。

今回の場合,救命されたから良かったものの,事態発生から親権停止決定まで半日もかかっています。「一刻を争う治療」なのに重要な決定に半日もかかって,さも快挙であるかのような物言いには強い違和感を覚えます。人命に関わることですので,最初から親権停止手続きを踏まなくても免責となるような法整備をするか,そうでなければ親権停止手続きにも30分ルールのような義務を課すべきだろうと思います。
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注目すべき福島県立病院の和解協議

2009/01/21 23:55
毎日新聞地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090121ddlk07040247000c.html
の記事です。
県立医大病院医療過誤訴訟:双方とも和解に前向きな意向−−控訴審 /福島
 県立医大付属病院で出産した次女が重度脳性まひになり、4年9カ月後に死亡したのは医療ミスが原因として、福島市の両親が同大を相手取り、約1億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、初の和解協議が20日、仙台高裁(大橋弘裁判長)で開かれた。再発防止策などを条件に、双方とも和解に前向きな意向を示した。

 1審の福島地裁判決は、医大側の過失を認め約7340万円の支払いを命じた。医大側が控訴し、高裁は昨年12月25日の口頭弁論で、和解を勧告していた。

 原告の幕田智広さん(42)によると、原告側は和解条件として慰謝料のほか、医療事故の再発防止策の策定を求めたという。幕田さんは協議後、「互いに方向性に食い違いはない。次回は良い結果が出ることを期待している」と語った。医大は取材に対し「和解に向けて進んでいる。次回の協議に備え、内部で検討している」と話した。

 次回協議は2月13日の予定。【神保圭作】

毎日新聞 2009年1月21日 地方版
1審では高額な賠償金をもって原告側が勝訴しましたが,そもそも原告側が勝訴した一審判決がトンデモ判決なのであって,標準的な法的判断をできる普通の裁判官であれば原告敗訴が出て当然の裁判であったと考えます。一審の鑑定(原告側でも被告側でもない,裁判所が依頼した鑑定)を読んでみても,どうしてこれで原告勝訴の判決を書く気になったのかが不思議でなりません。
http://www.orcaland.gr.jp/kaleido/iryosaiban/H14wa114_kanteisho.html

「和解」の中には「ゼロ和解」と言って病院側からの和解金を支払わないような和解もあるので,今回の事件も和解内容を確認しないままには病院側の対応を批判することはできませんが,和解で終わった場合にはその和解内容を確認するべきだと思われました。

http://www.orcaland.gr.jp/kaleido/iryosaiban/H14wa114.html
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尊厳死を認め,人口呼吸器をはずすよう命じた判決。但し韓国で。

2008/11/29 01:41
朝鮮日報より。原文は韓国語。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2008/11/28/2008112801416.html
[社説] 国会が尊厳死を認める法を作る時が来た

ソウル西部地方裁判所が,脳死状態の75歳女性患者の家族が延命治療を中断するよう病院に対して起こした訴訟で "患者の回復可能性がなく生命維持治療が無意味であり,患者に苦痛だけを与えると判断される"と人工呼吸器を外すよう判決した. 問題の患者は去る2月,病院で気管支内視鏡手術を受けている最中に,肺血管が裂けて意識不明に陥った. 今回の判決は一審ではあるが,回復の可能性のない患者が延命治療なしに人間らしく死ぬことができる尊厳死の権利を認めた初の判決だ.

最高裁判所は1997年,保護者の要求で脳手術患者を退院させたポラメ病院の医師らに対して殺人幇助罪を適用して執行猶予の有罪判決を下したことがある. しかしその後尊厳死を認めなければならないという社会雰囲気が形成されるにしたがって,国内の大規模病院では末期患者が延命治療を受けないという '蘇生術拒否(Do Not Resuscitate・DNR) 誓約'をすればその意思を認める制度を慣行的に施行して来た. ソウル牙山病院の場合,毎年 150~200人の末期患者が DNR 誓約を通じて自然な死を迎えている.

今回の場合は,患者が手術の過程で一瞬のうちに脳死状態に陷り,尊厳死に関する自分の意思を明らかにした経緯がないことから訴訟に至った. これに対し裁判所は "患者が 3年前心臓病を病んだ夫の生命延長のための気管切除術(切開術?)を拒否した点と,平素から生命維持装置に依存することは嫌だと語っていたという事実を勘案すると,意識があれば延命治療を拒否したことが推定される"と治療中断判決を下した.

アメリカでは1989年,末期患者権利法が制定された後,不治の病や認知症にかかった時,どの程度まで治療を受けるかについて自分の意思を表明しておく '生前遺言(living will)'が活発になった. 日本も尊厳死宣言に署名した人が 10万名を越えると言う. 我が国民も 88%が尊厳死に賛成している.

回復の可能性が全くない患者に心肺蘇生術, 強心剤, 人工呼吸器などの延命治療をすることは無意味だ. 機械装置を何本も体に取り付けて苦痛の中で惨めな死を迎えることを望む人はほとんどいないだろう. 末期患者の蘇生術拒否誓約制度まで一般化しているというのに国会が尊厳死を認める立法をこれ以上先延ばす理由はない. 立法を通じて,どのような状況でどのような方法の治療中断が可能なのかを明確にしておくことが, 法と現実が異なるために生ずる混線を無くす道である.


日本の医療訴訟の判決文をいろいろ見ている立場から考えると,勇敢な判決だと感じました。
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亀田テオフィリン中毒事件,上告棄却,病院側敗訴確定

2008/11/25 08:30
福島大野事件,割りばし事件などの陰になってほとんど話題にならないですが,重要な決定だと思います。
処置ミス、7300万円支払い確定 千葉の亀田総合病院
2008.11.21 18:31 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081121/trl0811211832011-n1.htm

千葉県鴨川市の亀田総合病院でぜんそく治療を受けていた高校2年の男子生徒=当時(17)=が出血性ショックで死亡したのは処置のミスが原因として、両親が約8800万円 の損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は21日、病院側の上告を退ける決定をした。病院側に約7300万円の支払いを命じた2審・東京高 裁判決が確定した。

2審判決などによると、男子生徒は平成13年1月1日未明、吐き気などを訴え受診。ぜんそく治療で病院から処方されていたテオフィリンの血中濃度が高いことが判明。処置の 過程で医師が脚の付け根にカテーテルを挿入した際、血管を傷つけたため、大量に出血、同日夜、死亡した。

千葉地裁の一審で出された鑑定意見に振り回されました。

最高裁第二小法廷で半年ほど前に,精神鑑定に関して,「専門家の鑑定意見は十分に尊重すべし」との判決を出しています。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=36327&hanreiKbn=01

上記はごもっともな判例だとは思いますが,医療訴訟における鑑定は,医療行為を行った専門家に対する専門家の意見であって,それらが対立する場合に鑑定の意見ばかりを尊重することには,私は疑問を持ちます。 上記判決に対して,某所で以下のような意見を書いたことがあります。
専門家の意見を尊重すべしという判断自体は至極当たり前の判断で、そもそも最高裁にこんな判示をさせるような高裁判決がどうかしているとは思います。
精神鑑定と通常の医療裁判の鑑定とを同一に扱っていいのかどうかということについては疑問があります。一般裁判の精神鑑定と、通常の医療裁判において鑑定の立ち位置の違い がちょっとあって、一般裁判における精神鑑定はそれ自体が第一回目の専門家による判断であるのに対して、通常の医療裁判における第三者鑑定は、専門家(=被告側医師)によ る第一回目の判断(=問題になっている医療行為)について、さらに重ねて専門家(=鑑定医)が判断するもの、つまり第二回目の専門家による判断なわけですね。ここで第一回 目の判断(被告側医師の判断)と第二回目の判断(鑑定)が異なる場合に、第二回目の判断を「鑑定だから」といって偏重するような判断の仕方は、正しい姿勢ではないのではな いかという疑問があります。

それ以前の問題として,意外なことですが,最高裁への上告においては事実関係はもう争えないことになっているので,地裁・高裁の判決文を見て激しく法律違反をしている部分などがなければ,そのまま上告棄却とされてしまうことが大部分です。この亀田事件でも専門家の鑑定意見を反映しており,さらに一通りの審議を遂行してある限り,上告棄却自体は"司法的には"やむを得ないともいえます。

この裁判の一審で提出された鑑定は,千葉地裁ご自慢の「複数鑑定」として、順天堂大学浦安病院の放射線科 住 幸治教授、腎臓内科 林野久紀助教授、血液内科 野口正章助教授が、文書にて回答したものです。この鑑定自体が疑問なことは間違いないと思うのですが,所詮は"後だし意見"である鑑定に大きな信頼を置くような司法のあり方自体のほうがよっぽど問題です。

この事件の詳細については,以下のページをご覧ください。
http://www.orcaland.gr.jp/kaleido/iryosaiban/H15wa202.html
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裁判員制度に「責任を押し付けるな」という理屈

2008/11/24 00:14
私は裁判員制度には原則反対なのですが,それでも以下のような「責任を押し付けるな」と主張する活動には「どうかな〜」と疑問を持つものです。

裁判員制度反対、各地でデモ 「勝手に名簿載せるな」
 来年5月から始まる裁判員制度に反対する弁護士や市民らが22日、仙台市、東京、福岡市で集会を開き、繁華街などをデモ行進した。反対行動は2月の日弁連会長選で制度廃止を主張した高山俊吉弁護士らが呼び掛けた。28日に裁判員候補者名簿に記載された人へ通知が送付されるため「通知が届いたら、勝手に名簿へ載せたと抗議しよう」などと訴えた。

 約600人が参加した東京都千代田区の集会で、新潟県弁護士会の高島章弁護士は「人を死刑にする権力を国民に担わせる制度だ」と批判し、漫画家の蛭子能収さんも「自由を束縛するので反対」と指摘。

 その後、約250人が銀座などをデモし「裁くことを押しつけるな」などと声を張り上げた。

 福岡市中央区天神の公園には弁護士や市民団体メンバーら約30人が集合。大分県豊後大野市の益永スミコさん(85)は「いや応なしに集められ死ぬまで秘密を守らせる制度は戦中と同じ。もうあんな思いはしたくない」と話した。制度をPRする検察庁のキャラクター「サイバンインコ」に対抗した着ぐるみ「裁判員制度はいらんインコ」も登場。参加者と一緒に天神をデモした。

 仙台市の弁護士会館に集まったのは約90人。東北大の小田中聡樹名誉教授は「裁判官らが主導・管理する司法に国民を強制的に動員し、被告に裁判の受け入れを強制する巧妙なシステムだ」と批判した。

2008/11/22 19:05 【共同通信】


日本国民として,それなりの義務があってもそれを一概にダメといっていては,そもそも国が成り立たなくなる場合だってあります。「人を死刑にする権力を国民に担わせる制度だ」と言っても,そもそもそのような権力は建前上国民の同意の上に成り立っているわけでして。

私が裁判員制度に反対する理由は,「先入観なく証拠を判断したり量刑を決めたりする裁判官の仕事は,簡単なものではない。長年の訓練を受けてようやくできるものであり,そこに一部とはいえ一般人が入って判断を任せることは,判断の誤りを招く原因になる。」というものです。付け加えるならば,「専門職である裁判官に失礼な結果につながるのではないか」というものです。

私は裁判員制度ができるくらいならば,医療にも医療員制度を創設して,一般人からくじ引きで医療チームに入ってもらい,医療の一部を担ってもらえばいいだろう,と思っているのですが,普通に考えればそんな制度は医療者も国民もまっぴらごめんだと思うでしょう。裁判員制度もそれと同様に思います。ただ,それが単に「責任の押し付けはやめろ」といわれて反対されることには,どうにも同調ができません。
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硫化水素の危険性

2008/11/16 12:21
頂き物ですが,備忘録的に。
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手術を延期して裁判員へ

2008/11/06 21:29
裁判員制度がもうすぐやってくるわけですが,医者が選ばれた場合は辞退申し出に対して柔軟に対応するように法相に申し出たとのことです。
医療者の裁判員辞退に柔軟な対応を−日医
11月5日21時54分配信 医療介護CBニュース

 日本医師会の羽生田俊常任理事は11月5日の定例記者会見で、来年5月の裁判員制度の導入を控え、裁判員に選任された医師や看護師など医療従事者が辞退を申し出た場合には柔軟に対応するよう森英介法相らに要請したことを明らかにした。

 日医の会員から「裁判員に選任されたらどう対応すればいいのか」といった問い合わせがあるという。羽生田氏は「裁判員に選任されたら、医療従事者も応じなければならない原則があるが、裁判と同時刻に患者さんを診ていて行けない可能性が当然ある」と、要請の趣旨を説明した。

 羽生田氏によると、森法相に10月30日に文書を手渡したほか、島田仁郎最高裁長官らにも同月10日付で提出した。
 最高裁側からは、裁判員の選任権限は地裁の裁判官にあるため、当事者の申し出を受けて個別に対応を決めることになるとの説明があったという。

これに対して,岡口基一裁判官の「法曹関係者のためのHPです。」には,「特別扱いは無理でしょう。緊急性があるのは他の職業でも同じですからね。」というコメントが付けられました。

実際のところ,国家そして社会基盤の役割としては,司法が圧倒的に重要であり,司法の前では医療など単なる一職種に過ぎませんので,岡口裁判官のコメントはその通りだとは思うのですが,これが「患者さんの健康に関わる」というような場合には,どういう判断がされるでしょうね?

裁判員制度Q&Aを見ると,裁判員辞退の理由の一つに「事業上の重要な用務を自分で処理しないと著しい損害が生じるおそれがある。 」というのがあるので,結局は「特別扱いはしないが,患者さんの健康に著しい損害が生じるおそれがあるので辞退許可」ということになるのではないかと思うのですが,さてどうなりますやら…
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高見知佳さんをwikipediaで

2008/10/25 22:55
テレビのドラマに高島政伸さんが出ていて,はて高島政宏さんはどうしている? と思い浮かべたのもつかの間,こんどは「高」つながりで,はて高見知佳さんは?と気になったのでwikipeidaを見てみたら

愛媛県新居浜市出身
2001年にアメリカ人コーディネーターと結婚
>現在は沖縄県読谷村在住。その為か、滅多な事が無い限り東京で仕事はしていない。夫の経営する『オブリガード』というメキシカン料理の飲食店を手伝っている。最近では沖縄県の地元銀行やミネラルウォータ等のCMに出演している。

とのこと。

ふーむ。

なんだかいい人生な気が。
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裁判の相手方の情報公開は

2008/10/21 19:45
医療過誤原告の会のブログに,原告側からの裁判傍聴の依頼が掲示されています。

そこに,訴えた相手側の病院名もそのまま書いてあります。

私はしばしば医療訴訟を傍聴・記録閲覧して感想などを書いていますが,当事者の個人情報には相当慎重にしているのですが,相手方が法人であれば,相手方の情報をそのまま出してしまっても良いものなのでしょうかね?

実際のところ裁判は公開物なので,もしかしたら個人名ですら公開しても構わないものなのかも知れませんが…

どうなんでしょうね?
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亀田テオフィリン中毒事件その後

2008/10/18 21:44
注:今日から,相当ディープな話題でも書くだけ書いておこうかと思います。

 つい先日,最高裁に電話して,亀田テオフィリン中毒事件の進行状況を確認しました。

 今のところ上告(ないし上告受理申立て,以下同様)棄却にはなっていないとのことです。これで上告から約10ヶ月経過しました。
 上告棄却の場合は2ヶ月くらいで決定されることが多いようですし,また上告受理されるには,上告から半年以上棄却をされないことが第一関門だということなので,亀田テオフィリン事件は既にこれをクリアーしていることになります。

 もし上告が受理されるとしたら,最高裁はどの点をポイントとしてくるのか,興味津々です。例えば,控訴審で病院側が持ち出した「死因はテオフィリン中毒」という主張について,控訴審判決では全く審理されていない点か,はたまた鑑定意見の取り扱いに関するようなもっと広い射程を持った根本的な点か…

これだけ待たされて,結局は上告棄却だったらさすがにがっかりです。

亀田テオフィリン中毒事件の症例検討会の様子はこちらをご参照ください。
http://lohasmedical.jp/blog/2008/02/post_1088.php

判決文についてはこちらをご参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20071225
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飛行機の中でお産に立ち会った医師たち(ただし外国)

2008/08/31 23:55
こんなニュースが…

旅客機内で男児出産、乗り合わせた医師4人が立ち会う
2008-08-29 15:00:02
 香港から豪アデレードへと向かう旅客機内で28日朝、搭乗していた女性が男児を出産した―出産に立ち会ったのは、偶然同じ飛行機に乗っていた4人の医師だった。

 赤ちゃんを出産したのは、当時妊娠34週目だったParmajit Kaurさん(29)。香港を離陸したキャセイ航空の機内で、突然産気づいたという。

 出産に立ち会ったジュディス・ハメル医師は、オーストラリア放送協会(ABC)に対し次のように語っている。「わたしを含めて4人の医師がたまたま同乗していました。外科医、整形外科医、腎臓専門医、そして一般開業医のわたし。出産に関しては、4人の中でわたしが一番経験があると判断して“チーム”をリードすることになりました」。

「助産師役はわたし。ほかの3人は(Kaurさんを)励ます役、“吸って、はいて”を繰り返す役、(生まれた)赤ちゃんの面倒を見る役とそれぞれ役割を分担しました」と説明するハメル医師。「無事に出産を確認できた瞬間はほっとしました。4人とも“面白い”経験をさせてもらったと思っています」と付け加えた。

 母子を病院へと搬送するため、ダーウィンの空港に緊急着陸した同機。その後、残りの乗客を乗せたまま再びアデレードへ向けて飛び立ったという。(c)South China Morning Post/Martin Wong


えー,

外国人医師の皆さんには,「“面白い”経験」だったと思うんですが,

日本では,もしうまく行かなかったら訴えられるんではないかと思うと,緊急召集がかかっても,ちょっと名乗り出れないかも知れませんです,はい。
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8/15, 8/20

2008/08/15 00:36
63年前の8月15日,玉音放送が流れたといいます。

我々は,8月20日,福島地方裁判所で,判決を聴きます。

そもそも比較するようなものではないのですが,なぜか重なるものを感じるここ数日です。

8月20日の大野病院事件の判決に注目してください。

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満員乗車

2008/08/03 21:21
いま,韓国のニュースを見ていたら,乗用車がガードレールに突っ込んで2人死亡したというニュース。



飲酒運転の乗用車に12人乗っていて,2人が死亡,10人がけが,というもの。

図解によると,前列に3人,後列には6人。そしてトランクを開けてそのトランクに後ろ向きに3人が座っていたと。死んだのはトランクに座っていた3人のうちの2人…

さすが韓国と言うべきか。
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St. Peter Kellerのホームページから,韓国語が消滅した件

2008/08/03 12:07
世界の古い会社一覧が,google英語版にあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_oldest_companies
各企業ページにリンクされていて面白いものです。

1位は日本の金剛組,2位も日本の法師旅館と,1・2位を日本の会社が占めています。
3位はオーストリアのレストランです。

今見たら,その3位のオーストリアのレストランのページから,韓国語版が消滅していました。
http://www.haslauer.at/default.htm
以前は日本語の横にあったのですが…

単に誤字・誤訳などがあって一時的に消しただけかもしれませんが,何かがあったのではないかと色々想像してしまいます。

#上記とは関係ありませんが,1716年創業の岸田屋のページが,あまりにそっけなくてちょっと笑いました。
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医療ミス・司法ミス

2008/05/21 00:36
備忘録的に書いておきます。北海道新聞より
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/93337.html
誤って執行猶予判決 地裁北見支部、適用外の罰金額(05/17 15:41)
 【北見】釧路地裁北見支部が言い渡した刑事裁判の有罪判決で、刑法では適用できないケースなのに執行猶予を付けていたことが、十七日までに分かった。同地裁は誤りを認め、「あってはならないミス。おわびし、再発防止に努める」としている。

 同支部の植田智彦裁判官は十五日の判決公判で、出資法違反などに問われた被告三人に実刑を含む有罪判決を下した。このうち一人に「懲役二年、罰金百五十万円、執行猶予五年」を言い渡した。

 しかし、刑法は執行猶予を付けられる場合を「三年以下の懲役もしくは禁固または五十万円以下の罰金」と規定。今回の額の罰金にも執行猶予を付けたのは、規定外だった。

 同地裁によると、判決後に地裁内で判決内容を精査した結果、誤りが分かった。判決は言い渡し時点で効力が生じるため、変更には控訴が必要。同地裁は十六日に釧路地検と弁護人に事情説明しており、「今後の対応を待ちたい」としている。

医療で同レベルのミス(例:投薬量間違い)をしたら、患者さんが一人亡くなってもおかしくないでしょう。その場合医師は、刑罰、賠償責任、行政処分(医師免許停止)などをすべて喰らう可能性があります。

この判決ミスをした裁判官の処分・責任はどうでしょう。個人にかかる責任は全くないでしょう。この落差はなんなんでしょうね。

腑に落ちないものを感じます。いや、この裁判官を罰せよというのではなく、医師への過剰な責任追及について。
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医療裁判の判決のうち、医学的な部分は参考にすべきでない

2008/05/04 14:16
以下の記事にコメントした医療問題弁護団の鈴木利広という方は、医療裁判の判決における医学的な事柄に関する指摘が、医療事故を減らすとは限らず、逆に医療事故を増やすことがあることをわかっていないようです。

2008年5月4日、NIKKEI NETより
--------------------------------
過失認定の出産医療事故、4割が陣痛促進剤使う
 出産時に胎児が死亡したり、脳性まひになった医療事故で、裁判所が医療機関側の責任を認めたケースの4割は陣痛を促進するための子宮収縮剤を使っていたことが、医療問題弁護団(鈴木利広代表)の調査で分かった。裁判所は不適正使用のほか、胎児の心拍を監視する装置を使わなかったミスを認定しており、弁護団は「判決の指摘を再発防止に役立ててほしい」と求めている。

 事故後に妊婦や胎児の状態や薬剤の投与量などを書き直すカルテの改ざんを認定されたケースも1割強あった。(07:00)
-------------------------------

少し前に書いた『裁判所が拡大に加担した「薬害肝炎」』のような例があります。
http://kaleidoscopeworld.at.webry.info/200801/article_3.html

恐ろしいことは、判決が医療事故を増やすときはその規模が甚大になる場合があるということです。

医療問題弁護団問題は、引き続き追いかけて行きたいと思います。
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医師不足の現場から

2008/04/26 23:59
本日、同期の結婚式。さっきまで2次会だったのでいささか酔ってます。

その新郎のお父様が、医師だというのです。
ビール瓶を手にテーブルに回ってきたときにお尋ねしました。
今は、どちらに…
聞けばそれなりの規模の病院の小児科で勤務されているとのこと。

あとから新郎に尋ねました。
お父様は御歳70歳…
医師不足もあって週7日病院に出られているとのこと…
そのあたりで私のほうがちょっと涙目でした。

で、今、2次会からの帰りの電車の中で、病院ホームページを見ました。
一般病床約400床…
その先生が常勤医長で、他の医師はみな非常勤…

orz...
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歳だわね

2008/04/15 23:19
最近あった診察室での話。

「○○さんお待たせしましたどうぞ〜」告げると、常連の○○さんが入ってきて、「どっこいしょ」といいながら椅子に座られた。そして一言。

「あらやだ、"どっこいしょ"なんて出てくるようじゃあもう歳だわね」

え? と思いながらカルテを見ると、"80歳"の表示が…

「いやいや○○さん、お歳って、○○さん80歳じゃないですか!! 80歳っていったら結構なお歳ですよ!」

「あはは、そうよね結構な歳よね、やんなっちゃうわね」

「つーか全然80に見えませんから! ○○さん80だったんですか!」

「あはは、そうなのよ80なのよ」

…(汗)
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首都圏の鉄道駅に張り出された…

2008/03/10 23:03
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国立西洋美術館で特別展示されるということで、大々的に広告されていて、首都圏のJRの駅などでも巨大な壁広告を目にするです。

ヴィーナスなので美しいということですが…

難点1. 胸は小さい。


難点2. お腹がぽっこりしている。


難点3. 顔よりも太い太腿。


つーか、男祭りはダメで、これならいいのかJR??
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おめめパッチリ手術、しめて約5万円なり (3割負担の場合)

2008/03/09 19:09
今いる病院の眼科での手術は、ほとんどが白内障の手術なんですが、時折、まぶた持ち上げ手術をする機会があります。

普通だと、美容形成外科で40万円とかかかるようなんですが、「ものを見るのに支障が出るほど下がっている」場合には、健康保険が使えて3割負担だと両目で5万円くらいのものです。保険を通じて医療機関に入る収入は合計で15万円くらい。先日イタリア人に話したら、「信じられない安さ」だと言ってました。

まあその代わりといってはなんですが、「第一目的は楽に目が開いてよく見えることであって、見た目は二の次」ということになってます。一応患者さんにもそう断っておくんですが、いざメスを握るとマニアックに細かくやりたくなるわけです。

で、こんな風になったりします。(写真使用許諾を頂きました)

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特にお歳と共にまぶたが下がってきた方など、疲れ目とか肩こりとかが楽になるし何より楽に見れるようになるので、白内障手術同様に受けるに値する手術だと思います。何より日本の保険医療は激安ですから。
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亀田テオフィリン中毒事件

2008/02/25 00:09
今日、亀田テオフィリン中毒事件の症例検討会が開かれました。

事件は、千葉県の亀田総合病院という大きな病院で、テオフィリンという喘息の薬を常識外の大量服用したと思われる救急患者が、医師の努力むなしく死亡したという事例です。遺族が医療ミスだとして裁判を起こし、東京高等裁判所の判決で7000万円あまり(+利息)の損害賠償の判決が下りています。

その症例検討会を聴いてきたわけですが、亀田総合病院の治療には問題がなく、医療ミスなどというものとは無縁の、亡くなるべくして亡くなった事例だと確信しました。

それなのになぜ裁判では病院が負けたかといえば、一言で言えば裁判自体がお粗末だからです。この裁判の最大のお粗末さは、この裁判の病院側敗訴を決定付けた鑑定書を書いた医師を、裁判所で証人尋問していないことです。鑑定書を書いた医師たちが書きたい放題書いておきながら、反対側からの質問を十分に受け付けていないのです。(ちなみに鑑定書きは公務でしょうから、実名公開しても構わないと思うのですが、さしあたりは控えておきます。)

裁判がお粗末であるために、本来なら他の人々の医療使われるべき7000万円あまり(+利息)のカネが、本来受け取る資格がないと思われる人々に流れていきます。みんなのために使われるべきカネが、ごく一部の特定の人々に持っていかれるのです。

こんなことがまかり通るようでは医療が崩壊するのは当然です。

ところで、この裁判の原告側弁護士として福地直樹氏が筆頭に書いてあります。C型肝炎訴訟にもかかわる、医療問題弁護団に属する弁護士です。私は自分の中で勝手に「医療破壊弁護団」と読み替えています。

症例検討会の様子はこちらをご参照ください。
http://lohasmedical.jp/blog/2008/02/post_1088.php

判決文についてはこちらをご参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20071225
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REMEMBER 2.18 〜第2章〜

2008/02/18 00:00
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福島大野病院事件で医師が逮捕されて2年がたちました。

「癒着胎盤の経験もなく、帝王切開で女性を死に至らしめた」との容疑で医師が逮捕され刑事訴訟になり、長い時間をかけて結審に向けて動いています。

刑事裁判でのやり取りを読めばわかりますが、逮捕された医師になんら落ち度はなく、女性は出産にまつわる自分自身の病気が原因で亡くなったのであることがほぼ確実です。
http://lohasmedical.jp/blog/2007/11/101.php

例えば、大怪我をした人が病院に駆け込んだからといって、必ず助かるものではないですし、ほかの病気だって同じことです。病気というのはそういうものです。医師の努力むなしく命を落とすことなど日常茶飯事です。

要はこの事件もそういうものだったということです。それを医療過誤だと糾弾され、逮捕・起訴されるようでは、医療行為などというものをやる人がいなくなるのは当然と言えます。

この女性の死亡原因究明はなかなか難しいところがあるようですが、逮捕された医師の医療行為が妥当であったことは、学会シンポジウムなどで検討すれば、それこそ十数分〜数時間程度で明らかになる簡単なものだったと思われます。

ところがそんな簡単な結論を出すのに、逮捕・起訴して何年も裁判に時間をかけて、当該医師の医師生命を縮めて、その他大勢の医師を恐怖に落とし入れたため、危険を伴う分野から医師が逃げる結果となり、医療崩壊を急速に推し進めました。当の福島県では、県立病院からついに産婦人科が完全撤退することとなったそうです。

それにも関わらず亡くなった女性の遺族は、終盤に突入した法廷ですら、

「言い訳や責任転嫁せず、何をミスしたかを真正面から受け止め、責任を取ってほしい」

「なぜ妻が死んだのか疑問に思う。自分の行動・言動に責任を持つのは大人の人間として当然のことだ」

「○○先生の行為は許せない」


などと、相変わらず医師を非難するばかりなのです。これらの発言が、事件を見守る全国の医師をさらに激怒させています。

女性が亡くなられたことは本当に残念なことですが、医療は病死を完全に防げるものではありません。いまだに医師の責任を追及しようという遺族には、病死であることを認めることなく医療過誤だと誤信して、警察に相談して逮捕・起訴に結びつけ、今の医療崩壊の最大の引きがねを引いた責任を取って欲しいとすら思います。

一方検察の振る舞いについては、昨年も書きましたが最後まで監視し続ける必要があります。また、実名公開される刑事事件にならって、この事件を起こした人物として、当時の福島地検の最高責任者であった宮成正典(みやなり まさのり)検事正の名前は、記録しておいて良いのではないかと思います。

また、この事件で医師が逮捕・起訴されることが不当であったこと、そしてこの遺族の態度が医療崩壊の原因になっていることを、医療関係者でない一般の人々が理解しない限り、現在進行中の医療崩壊は止まることはないと言っても過言ではないと思います。

次はあなたが医療崩壊の影響を受ける番かもしれません。

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明日は、福島大野病院逮捕事件から2年

2008/02/17 15:30

明日で丸2年です

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韓国・南大門全焼

2008/02/12 00:07
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韓国、ソウルの中心部にあった国宝1号、南大門が全焼。

隣国のことですが、さすがにかわいそす…

韓国のテレビニュースを見ていると、放火の可能性が高いとしながら、まだ謎の部分があるという姿勢のようです。

ただ、防火対策はお粗末だったのは間違いないようです。日本での対策と対比しながら、韓国の文化財の防火対策がいかに杜撰だったかを紹介していました。焼けるべくして焼けたのかもしれません。

ところで、「南大門」には、日本の俗語で言うところの「社会の窓」の意味もあります。

いまだにごくたまに「南大門」を開いたまま家を出てしまうことがあります… orz
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「たらい回し」のない医療体制

2008/02/05 01:15
「たらい回し」が結構問題になっているわけですが、何かあると訴えられて1億2億という心休まることがない産科医療・救急医療の世知辛さに、医者たちが耐えかねて逃散し続けて絶対的に数が足りないから当たり前なのでございます。

そして遠からずやってくるのが、その「たらい」を回すことすらしてもらえない世の中のようです。たらい回し無き先進国カナダの現状が、産科医療のこれからにアップされました。

カナダでの妊娠生活 カナダで切迫流産してはいけない
http://obgy.typepad.jp/blog/2008/02/post-1341-3.html
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C級★官公庁オークション

2008/01/26 23:45
ヤフーオークションで見つけた、静岡県の出品物
http://s03.megalodon.jp/2008-0126-2339-52/koubai.auctions.yahoo.co.jp/auction/auction?pid=shizuoka&oid=1197613844&aid=i11134679
(↑魚拓)




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「ダンスショー用衣装(帽子 ゴールド)」








…落札価格は100円…




これって、税金のカタに取り上げられたものなんでしょうか…




それとも、何らかの目的をもって県が購入したものなんでしょうか…
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裁判所が拡大に加担した「薬害肝炎」

2008/01/20 11:21
未だ紛争の火がくすぶり続ける、いわゆる「薬害肝炎問題」。実は「被害」の拡大に、だいぶ昔に出た裁判の判決が加担していたようです。

「もっと早く輸血をすること、未然にフィブリノゲンを投与すること」という趣旨で、患者死亡に対する医師の責任を認めた東京地裁判決昭和50年2月13日です。この判決が、日本でのフィブリノゲン濫用につながったとの指摘があります。

確かに、当時の法律雑誌では以下のように評論されています。 

「なお、出産に際しての医療事故は多いといわれているが、裁判例となったものは少なく、東京地判昭和48年9月26日、東京地判昭和39年3月29日が参考とされる。」(判例タイムズNo.324,248頁)

「輸血に関する医療過誤の事例としては、(中略)、輸血の時期に関する事例は珍しく、その点からも本判決は先例となるだろう。」(判例時報774号,91頁)

確かに大きく参考にされ、大変な先例になってしまったようです。

ちなみに上記の判例時報には判決の概要が以下のように示されています。

「判旨は、輸血開始時期としては、出血量において1000ミリリットル以上になったとき、あるいは、最高血圧が70mmHg(出血状態が続いている場合は90mmHg)に低下したときが適当とであるが、本件では、午後6時40〜50頃の時点で既に合計650ccの出血があり、なおも少量の血液が持続的に流出している状態で、7時25分以降最高血圧が80mmHg、7時50分には同50mmHgとなったのであるから、少なくとも7時25分以降速やかに、以下に遅くとも8時ごろまでには輸血が実施されるべきで、8時50分に開始したことは遅きに失しており、その他に、線溶阻止剤等の投与、新鮮血輸血についての配慮も欠けたと判示している。」(注:「線溶阻止剤等」は、判決文では「線溶阻止剤や線維素原」として線維素原(フィブリノゲン)を併記している。)

また、判例タイムズでは以下のように評されています。

「本件に合っては、結果を回避させるための施術として、時宜にかなった輸血が必要であるとしているが、輸血には、血清肝炎、供給体制等、ひとり医療に限定することのできない大きな社会問題を孕んでいるといえるところ、本判決は、診療当時の産科医学会の関係論文にも配慮し、当時の医学レベルに立返って、詳細な資料に基づいて過失の認定を行っている点極めて慎重な姿勢が窺われる。」

慎重に検討した結果、「薬害肝炎」を拡大する原因になってしまいました。

この判決は高等裁判所で覆され、医師の責任は無いものとされており、結局のところ「薬害肝炎」を拡大するだけの判決ということになってしまいました。

医療では、残念な結果があれば症例検討会で原因を検討するのが慣わしになっています。

司法はどうでしょうか? この判決のように甚大な被害を引き起こした判決を、どうして出してしまったのかを検討したでしょうか?

こういう事情を知ってみると、現役裁判官が書かれているのであろうこれらの文章は、どんなものだろうかと思ってしまいます。
http://blog.goo.ne.jp/j-j-n/d/20071216
http://blog.goo.ne.jp/j-j-n/d/20071223

事件概要はこちらです。http://www.pmet.or.jp/jiko/06yuketu0001.html

判決文はこちらにあります。http://www.orcaland.gr.jp/kaleido/iryosaiban/S44wa1117hanketsubun.html
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そもそもキナ臭い宮司のようです

2008/01/17 22:21
吉野の宮司、好き勝手やって、訴えられているようです。実生活とブログとが同じでした。

宮司解任と慰謝料求め-吉野・吉水神社氏子総代ら提訴  (2007.6.21 奈良新聞)

   吉野町吉野山の世界遺産、吉水神社の氏子総代ら16人が、神社本庁(東京都渋谷区)などを相手取り、同神社の佐藤一彦宮司の解任とこれまでの精神的苦痛に対する慰謝料約3600万円の損害賠償を求める民事訴訟を奈良地裁に起こしていたことが20日、分かった。第一回口頭弁論は27日に行われる。

 訴えたのは佐藤氏が宮司を務める吉水神社、勝手神社、天満神社(いずれも吉野山)などの氏子総代ら12人と弁護団4人の計16人。神社本庁、伊勢美登県神社庁長(橿原神宮宮司)、葉室頼昭同副庁長(春日大社宮司)、佐藤宮司の四者を相手取って、5月2日に提訴し、受理された。

 訴えでは、佐藤宮司は平成9年12月に、神社本庁により吉水神社などの宮司に任命されたが、役員会に相談することなく、同神社の秘仏を公開。同13年には、これも独断で勝手神社の造園工事を進め、同年9月に同神社の本殿が不審火による火災で焼失した際には氏子を疑うような暴言も吐いたとされる


神社本庁、大丈夫か?
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世界遺産・吉水神社の宮司の愚行

2008/01/16 21:00
世界遺産・吉水神社の宮司のブログ(表紙はこちら)で、医者の間で話題になった、産経新聞のの「たらい回し」マンガが取り上げられたことがあった。(たらい回しマンガはこちらに)

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「笑えない マンガ?」

医者は「たらい回し」、当然起きると平然と言う・・原因は患者が悪いからだと「急に飛び込んでこられても・・・」訴訟が恐いとぬかす!

「政府がもっと医者を増やさないから悪い、医者に今の3倍の給与を増やさないから悪い!」と言う・・そうだろうか?疑問に思うのは私だけ?

それほどお医者さんが貧しいとテレビも新聞も報道しない・・むしろ大邸宅訪問テレビ番組は、医者の家がほとんどである・・・ミンクのコート3000万円ほどですが、ポンと現金で買いました、ざ〜ますとしゃあしゃと・・・お言いあそばす。

今日の産経新聞の4コママンガの「サラリ君」は、笑えない漫画でした。

この医学部の生徒が医者になる時代は、たらい回しが無くなるようにと願います

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これに対してコメントが付けられていったわけですが、途中で山口(産婦人科)さんがコメントを付けたら、「こんな匿名投稿こそ卑怯千万、貴公こそ「恥知らず」の極致」とかいうブログ主シンパからの言葉と共に削除されたようでした。
だもんでいつもニコニコ実名発言の私がコメントを付けに行ったら、数時間後にはエントリ自体が閲覧不可処理をされました。

というわけで、「卑怯千万、貴公こそ「恥知らず」の極致」な吉野の宮司の行動を書き残しておきます。

つーかこんなことばっかりやってたら、医神にそっぽを向かれると思いますね>吉野の宮司

以下、閲覧不可処理直前のコメント欄
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よく内容が掴みにくい、笑えない漫画ですね。
傑作

2007/12/15(土) 午前 11:49 [ 政治結社大日本昭和党 ]

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大日本さん、医療現場は今、政府が悪い、患者が悪いだから危ない患者はたらい回しするのが当然だと・・・うそぶいています。

2007/12/15(土) 午後 0:04 [ 吉野の宮司 ]

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現在の医療態勢の現状を鑑みながらこの漫画を読んだら、本当にシャレになっていませんね。そのうち、法の目をかい潜るために、医学部の単位に民事訴訟対策とか刑法の科目が入って来そうです。
確かに現場が大変なのも分かりますが、昨今の「たらい回し」の挙句の言い訳三昧は、余りにも無責任だと思います。態勢改善の為の自己努力の形跡が、殆ど感じられません。一体、人の命を何だと思って居るのでしょうか。「人の命は地球よりも重い」のではなかったのでしょうか?

2007/12/15(土) 午後 4:05 [ 久左衛門 ]

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久左衛門さん、法律の勉強よりも、修身の人物学の勉強をして欲しいです。貧しい患者から金が取れるか、とか人のためならわが命投げ出してでも・・困った患者のために一睡もしないくらいの情熱をもった医者はこれからも出ないでしょうかね。金の重さは地球より重いと医者は考えたりして

2007/12/15(土) 午後 5:57 [ 吉野の宮司 ]

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甚だ僭越ながら、不肖・久左衞門、素心宮司様の助太刀仕ります。

>テレビと新聞がどれだけうそをつくか、おわかりにならないようですね。
私も、それは身を以て思い知らされて居ります。正直、かなり悔しい思いをさせられて来ました。だからこそ、ならば実態を解り易く御教え下さりませんか。匿名で言い捨てるだけでは、世間の理解を得られませんよ。積極的に現状を御発言なさるべきかと存じます。そうしなければ、現状を改善出来ないのではないでしょうか。

2007/12/16(日) 午後 7:44 [ 久左衛門 ]

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助太刀を続けます。

>36時間連続労働を週に2回ほど1年間継続してみたらいかが?もちろん、失敗したら訴訟のオプション付きで。
私は、基本二十四時間勤務で断続的な仮眠のみ、それを年数度は連続二ヵ月以上という生活を二十年間して参りました。失敗したら文字通り「命懸け」、「外交問題」のオプション付きで、です。
こちらの宮司様も、ほぼ同様でしたよ。そうして、倒れられました。かつ今でも、献身的な労働、寄付、命懸けの行動を現実に実践なさっておられる方です。
>自分は安全なところにいて
そうまで仰るのならば、こんな匿名投稿こそ卑怯千万、貴公こそ「恥知らず」の極致かと思います。

書込みの内容から、御二方とも御医者さまでしょうか?
それならば、申し上げ難い事ですが、これでは「人間としての品」を疑われても仕方の無い気が致しますが。

2007/12/16(日) 午後 7:47 [ 久左衛門 ]

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久左衛門さん留守中の助太刀に感謝します。今日は一日潮風の集いで寒風の中拉致被害者を救う集いに参加していました。ありがとう馬鹿な医者も多いい!偽医者ですから

2007/12/16(日) 午後 10:10 [ 吉野の宮司 ]

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久左衛門さんの言われるとおりです自分は名乗らず匿名でいいたい放題で誰があなた方の論理を取り上げますか。日本の医者が貧しいと誰が信じますか。だったらタライに入りおわんの舟で漕ぐ一寸法師ですがなアホなのは、匿名の山口さんでしょう。口惜しければ本名で書き込んできてくださいませ

2007/12/16(日) 午後 10:16 [ 吉野の宮司 ]

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それでも我々医師の努力をありがたいと思ってくださる人々が沢山いるのを私は知っています。そういう人々の助けになるよう頑張りたいです。批判一辺倒の宮司さんには医療機関にはかからないで欲しいですね。

2007/12/16(日) 午後 10:44 [ 峰村健司 ]

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久左衛門様

>こちらの宮司様も、ほぼ同様でしたよ。そうして、倒れられました。

だめじゃん、倒れちゃっちゃ(笑)

医者が倒れちゃったら、救われる患者さんが救われなくなっちゃう。だからそういう現状はもうだめなのです。

この記事なんか参考になると思いますよ。
http://www.jfpa.or.jp/02-kikanshi1/osan03.html

2007/12/16(日) 午後 11:03 [ 峰村健司 ]

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冷蔵庫から発掘

2007/12/25 20:24
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賞味期限2003年7月9日…

orz...
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ご冥福をお祈り申し上げます

2007/12/16 12:41
佐世保共済病院院長、福井仁士先生がお亡くなりになられたとのこと。ご冥福をお祈り申し上げます。
http://kkrsasebo.blog.ocn.ne.jp/blog/2007/12/post_d157.html

福井先生のブログは、昨年、ドイツの医師ストライキの記事を紹介して下さって以来、ブックマークに入れてありました。
http://kkrsasebo.blog.ocn.ne.jp/blog/2006/05/post_4775.html
ドイツの医師のストライキの記事に関するエントリー、僭越ながら以下にコピーさせて頂いておこうとおもいます。福島県の救急病院医師も、そろそろストライキなど考慮すべき時期ではないでしょうか。

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ドイツで大学病院医師ストライキが続いている
 私は、本年5月にドイツの学会に参加しました。その際、新聞やテレビでドイツの大学病院医師のストライキが9週以上続いていることを知りました。下に示したのは、5月13日のドイツの新聞の第1面の記事です。ドイツの新聞には掲載されているのに、このことについて日本ではまったく報道されていません。そこで、現地で友人のドイツ人医師から聞いたことを含めて私が知ったことを記載します。

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新聞記事の第1面。見出しは、“医師のストライキがエスカレートしている”

 もともと、ドイツの大学病院の医師の待遇は比較的に優遇されていました。しかし、最近は経済状況が逼迫し、次第に給与の締め付けが行われこのストライキとなったものです。友人の話では、大学病院の医師には日本の国家公務員的な立場の医師と、各州が雇用している医師が存在します。前者にはストライキ権がありませんが、後者は医師労働組合に所属しストライキ権が認められています。そこで、後者の医師たちが現在ストライキを行っており、全国の大学病院に波及しているということです。

 現実には、救急患者の手術は行われていますが、予定された手術はほとんど行われていないようです。私が参加した今回の学会でドイツの学会会長の挨拶では、このストライキにより大学での適切な患者さんの医療処置ができず、病院の収益は減少し、患者さんの大学病院に対する信頼感の喪失という事態を引き起こしているということです。給与引き上げを要求する医師労働組合の姿勢は強硬で、このストライキは6月のワールドカップサッカーの時期までも終わらないだろうといっています。

 一方、一般市民や患者の受け取り方についての報道もあります。

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 上に示したのは、被害を蒙っている患者の意見を収録した別の新聞記事です。予定された椎間板手術を2回延期されたり、骨折で受診し数時間以上対応を待たされた患者さんなどの意見が取り上げてあります。その見出しは、“でも、このストライキは正当なものと思う”となっています。これらの患者さんたちすべてではないにしても、ストライキを行っている医師たちに好意的であり、ストライキによる被害に耐え忍んでいるようです。

 上記の記事を見たり、友人のドイツ人の医師の話を聞いて、私なりにいろいろ思うことがあります。まず、ドイツでは毎日といっていいほど新聞の第1面に掲載されている社会現象として重要な記事がなぜ日本には報道されていないかということを疑問に感じました。あえていうなら、日本ではこの件に関して一種の報道管制があるのではないかということです。

 次に、このストライキに対して患者さんを含め一般の市民がかなり寛容な態度を示していることです。おそらく日本で医師のストライキが生じた場合、一般市民はこのような寛容な態度を示さないでしょう。これには、これまでの社会システムの成り立ちに大いに関係していると考えます。日本では、明治維新以来、教育とか医療とかお上から与えられるものでした。この感覚は日本に今でも残っています。しかし、ヨーロッパでは一般市民が下から盛り上げて築き上げてきた経過があります。そのため、大学病院の医療にしろ一般の医療にしろ、市民はその内容をよく報道され理解しているように見受けられます。

 日本でも、現在病院勤務医の労働環境はきわめて悪化しており、ある程度以上経験をつんだ勤務医が次々と病院をやめてプライベートのクリニックを開業し、地域医療に必要な病院の医師不足のひとつの原因になっています。まだ医療問題にはいろいろありますが、日本ではそのような報道が一般市民によく伝わっていないように思われます。医師ストライキに対してドイツ市民が理解し、寛容な態度を示していることに、日本との大きな差を感じました。
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「患者の自己申告を信じるな」

2007/12/09 22:37
患者さんが持っていた母子手帳の記載を信じて診療行為を遂行したら医療事故が起こり、実はその母子手帳の記載が間違っていたことが判明したという事例。

患者さんの中には、何らかの検査をしようとすると、「この間検査したばっかりなのに、またするのか」と言い出す人が時々いるけど(これを読んでるあなたもそう思うことありませんか?)、相当重要度が高いと思われる「母子手帳」ですら信じるなということなので、必要な検査は何度でもやらねばならないことになります。

かくして医療費はどんどん増大してゆくのです。

以下、毎日新聞より。
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医療ミス:Rh不適合、乳児が黄疸 妊婦の血液検査怠る−−中津の医院 /大分
 中津市上宮永の産婦人科「おだクリニック」(小田高明院長)で8月末に生まれた男児が、母親の血液型の検査を怠った医療ミスで重い黄疸(おうだん)症状になり、中津市民病院に転送され、42日間入院していたことが分かった。

 母親らの話によると、母親の血液型はRhマイナス。男児はRhプラスだが、小田院長は「(母親が長女を妊娠した時に作成した)母子手帳にRhプラスと書いてあるので、そう思い込んでいた」ととして、男児の妊娠時、血液型の検査をせず、母親に抗体ができるのを防ぐ「抗ヒト免疫グロブリン注射」も分娩時にしなかった。

 男児は誕生翌日、黄疸がひどくなり中津市民病院に転送され入院。母親もその2日後、貧血で同病院に転送され、検査したところ血液型はRhマイナスと分かり、男児の黄疸原因はRh型不適合と判明。光線療法と輸血をした。

 小田院長は母親らに「血液検査をしなかったのは申し訳ない。話し合いは誠意をもって尽くす」と話したという。取材に対し院長は「医者は結果責任がすべてです。この過失以降、自己申告などとは別にすべての妊婦の血液型検査をしています」と話した。母親は「輸血の後遺症が心配です。二度とこのような誤診をしないでほしい」と訴えた。【大漉実知朗】

毎日新聞 2007年12月8日
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ニュースステーションスタッフが医療関係者でなくて良かった

2007/12/08 23:58
ニュースステーションで不適切取材があったとのこと。

そもそもニュースステーションは字幕の誤字とか人名違いとかえらく多くて、しょっちゅうお詫びを出している。

彼らが医療関係者だったら間違いなく、いわゆる「リピーター医師」である。医療過誤を何件起こしたら済むかわからない。

そういう彼らが、医療業界をはじめ他業種のモラル批判なり業務上過失批判なりを繰り返しているわけだが、目くそ鼻くそを笑うもほどほどにしろよ。

以下、MSN産経ニュースより。
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マック改竄 テレ朝が証言者偽装
2007.12.8 00:10

 テレビ朝日は7日、日本マクドナルドの調理日改竄(かいざん)問題について、11月27日放送のニュース番組「報道ステーション」に証言者として登場した女性が、番組の関係者で、当時すでに店をやめていたにもかかわらず、制服と店長代理のバッジを着けて出演していたことを明らかにした。同夜放送の番組内で古舘伊知郎キャスターは「視聴者に混乱と誤解を与えるもの。間違ったやり方だった。申し訳ない」と謝罪した。

 この女性は、顔を隠したうえで赤白ストライプの制服姿で元店長代理として登場し、サラダの調理日に改竄があったという内容の証言をしていた。しかし、放送直後から、インターネットなどで「元店長代理がバイトの制服を着ているのはおかしい」「モデルチェンジ前のユニホームでは」などと疑問視する声が出ていた。同社にも視聴者から、おかしいと指摘があったという。

 女性は番組の関係者で、収録を担当したスタッフは社内調査に対し「無理強いしたわけではない。相談してそういう形がいいでしょうと提案した。制服のほうが証言者としての真実味が増すという狙いだった」などと説明したという。

 同社広報部は「視聴者に誤解を与えたが、証言そのものは改竄を裏付ける真実だととらえている」としている。

 マクドナルドの改竄問題は、都内の4店舗で売れ残ったサラダの調理日時のシールを翌日のものに貼り替えていたことなどが判明。同社の原田泳幸会長兼CEOが記者会見して謝罪した。その後材料に賞味期限切れのものが使われていたことなどもわかった。
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「僕は韓国人じゃない!」 (2002年頃の思い出話)

2007/11/23 23:47
70歳くらいのおばあさん患者さん。思い込みが強く話が噛み合わない人だった。

病状は可哀想なものだった。何ヶ所かで眼の手術を受けたが結果が思わしくなく、このたび私のいる病院に受診したのである。ところが手術を受けた他の病院の紹介状などの情報は全くなし。

「だから、手術を受けた病院で、紹介状を書いてもらったほうがいいです」
「おかしなことを言う先生だー、あんなところにどうして行くの?」
「そのほうが、これまでの治療や今の眼の状態がわかって、これからの治療にいいんですよ」
「その必要はないですよ、私はここに来たのだからここで見てください」
「いや、だからここで診るにしても紹介状がないとこれまでにどんな治療をしたか分からないので…」
「それが分かる必要がどこにありますか? 今見れば分かりますよ!」

こんなやり取りが延々と繰り返された。どうにも面倒になってきた頃、その患者さんの日本語の発音が少しおかしいことに気づき、カマをかけてみた。

「...혹시 한국분이 아니십니까?」 (…もしかして韓国の方ではないですか?)

これを聞いたおばあさん、口あんぐり。そして開口一番

「아니, 당신도 한국사람이노?」 (なんと、あんたも韓国人か?)

「아뇨, 저는 일본사람인데 한국말을 조금 배운겁니다.」 (いえ、私は日本人ですが、韓国語を少し習ったので。)

「아냐, 당신 한국사람이다. 이런데서 한국사람을 만난다니...」 (いや、あんたは韓国人だ。こんなところで韓国人に会うとは…)

「いやいや、私は日本人で…」

「아이 됐어. 말하지 말아~ 한국말 배우는 일본사람이 없어!」 (もういいって。皆まで言うな、韓国語を勉強する日本人なんていないよ!)

すっかり在日韓国人と信じて疑わないのである。

しかしいつまでもバカな会話をしているわけにもいかず、「とにかく…」と、また紹介状の話に戻ったのであるが、そこからまた延々と「紹介状を書いてもらうべし」「いやその必要はない」の押し問答である。

で、その再度の押し問答がひとしきり交わしたのちに、また言うのである。

「ほんとにおかしなことを言う人だ… まあ 한국사람을 만나니까 반갑기는 하는데...」
(まあ韓国人に会ったんだからめでたいといえばめでたいが…)

「いやいやだから僕は韓国人じゃなくて…」

「말하지 말어~ 당신 한국사람이야!」 (言わんでよい、あんたは韓国人だ)

ということで、会話は全くかみ合わないまま時間が過ぎ、無理矢理診察を終了させたのであった。
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福島県民をバカにした扱い

2007/11/20 22:33
 なにやらフグスマ県で、当番病院は満床だろうがなんだろうが患者を受入れることになったんだそうな。
 聞こえはいいけど、ベッドも空いていないのに受入れれば患者さんは待合のベンチか何かに寝かされるしかないし、ベッドが空いていても治療に必要な医者や看護師がいなければ放っておかれるしかないし、ベッドが空いていて人員が足りていても、必要な医療機器が全て使われきっていれば出来ることと言えば祈祷くらいしかないし… そうなることが分かっていても全員を受入れろなんてそんな無責任な!!と思わずにはいられませんです。
 さらに言えば、そんな無茶な号令をかけられたら、無理でも無茶でも受入れなきゃいけない医者たちが、そんな無茶な号令体制に嫌気がさしてますますやめていくでしょう。患者さんたちが望んで止まない充実した医療をハナから諦めろ、ということを上が是認しているわけですから…
 無制限に受入れるなんて囚人じゃああるまいし、それを全部受入れて無理やり全部診ろなんて、奴隷じゃあるまいし…
 フグスマには春は当面来なさそうなので、それなりの医療を受けたい人は、フグスマから亡命したほうがよさそうです。
 尤も、亡命先にもろくなところがないんですがね…(苦笑)

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福島・救急搬送受け入れ拒否:当番病院が受け入れを 輪番制運営協が方針 /福島
 福島市内の交通事故で負傷した女性(79)が救急搬送の際に4病院から受け入れを断られ、その後死亡した問題を受け、市内10病院や市消防本部などで構成する「市救急医療病院群輪番制運営協議会」(会長、有我由紀夫・大原綜合病院院長)の臨時協議会が19日、同市内で開かれた。今後はどんな状況であれ、夜間の救急指定の当番病院が原則的に、救急患者を受け入れる方針を決めた。

 協議会の冒頭で有我会長は「医療人としての心構えなどを検証し、市民が不安にならない医療体制を構築していきたい」とあいさつ。会合は非公開となったが、4病院からの事実確認では「集中治療室(ICU)が満床だった」などの理由が報告されたという。

 有我会長は会合後の会見で、今回の事態で「1時間も医師が患者に接していなかったことが問題」と指摘し、今後は当番病院が最初に診察することを原則とし、その上で設備の整った県立医大付属病院への転院などを検討する体制を明らかにした。有我会長は「ICUが満床であることは(受け入れ拒否の)理由にならない」としながらも、「医師のマンパワーが不足しているのは明らか。今後も行政と一つになって、体制確保に努めていきたい」と話した。【松本惇】
毎日新聞 2007年11月20日
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『目の薬師』新井薬師さんで厄除け

2007/11/18 22:01
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思うところあって新井薬師さんに厄除けをお願いに出かけた。新井薬師さんは東京都中野区にある薬師さんである。

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30分に及ぶ厄除け法要が終わると、足を抱えてのた打ち回る人が多数出現。筆者も同様。

ところで新井薬師さんは眼病治癒にご利益があるという。ホームページによると、江戸時代に「特に、二代将軍秀忠公の第五子和子の方(東福門院)が患った悪質な眼病が、祈願して快癒したことなどから「目の薬師」と呼ばれ、」ということだ。どんな眼病だったのだろうか。

さて、目医者の私としてはそのご利益を受診される皆さんにもとの思いで、診察室に置くためのお守りを頂いてきた。

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こういうものが診察室においてあると、患者さんは却って驚くかもしれないが(笑)、気は心だから、まあいいや。

薬師さんから続く小さな商店街は「薬師あいロード」。シンボルマークも目をモチーフに作られている。

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以上、『目の薬師』新井薬師さんへのプチ旅行でした。
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国が乱診乱療を後押ししています!

2007/11/11 23:02
なんかこれまで2回引き下げた医療費(診療報酬)をまた引き下げるようなんですが、医療機関がバタバタ倒産している状況で、さらに収入を減らさせてどうしようというのでしょうかね。

診療報酬を下げるということは、一人診察したときの収入が下がるということなわけで、それでも赤字を免れようと思ったら、そりゃ数をこなして収入を増やすしか、あるいは一人当たりの医療行為を増やして収入を増やすの、どっちかしかないじゃないですか。

つまり、暗に国は乱診乱療を推奨しているってことなわけですわな。

ま、少なくとも「給料は減らすけど、さらに充実した仕事をしてね」って言われて、そのとおりできる人は普通いませんです。

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診療報酬:08年度に引き下げ 財務省が方針固める
 財務省は5日、医師の給与などに充てる診療報酬を08年度に引き下げる方針を固めた。08年度予算の概算要求基準(シーリング)では、少子高齢化に伴って増え続ける社会保障関係費を約2200億円圧縮することを決めており、「確実に達成するには、大幅に増加が見込まれる医療分野の見直しは不可欠」と判断した。日本医師会は「過去の厳しいマイナス改定で医療崩壊が現実化している」と大幅引き上げを求めており、改定率が決まる年末に向けて調整が難航しそうだ。

 財務省が5日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)で示した試算によると、デフレが始まった98年度を起点に、07年度までの人件費(人事院勧告)と物件費(消費者物価指数)の推移をみたところ、人件費と物件費の加重平均は4.4%減になった。一方、薬価改定を除いた診療報酬本体は0.8%減にとどまっており、財務省は「近年の賃金や物価の下落を十分反映できておらず、引き下げの余地はある」と求めた。

 財政審で異論はなく、今月下旬にまとめる建議(意見書)に盛り込む。国民医療費(患者負担含む)は06年度は約33兆円で、25年度には56兆円に増加する見通しだ。医師などの人件費はそのうち約5割を占めている。

 日本医師会は10月30日、地域医療支援や医療安全対策、医療の質確保の費用として5.7%の診療報酬引き上げを求めた要望書をまとめており、今回の財務省の方針に対する反発が予想される。診療報酬は1%引き下げると医療費ベースで約800億円の削減につながり、前回の06年度改定では過去最大の3.16%引き下げた。次は08年度が改定期となる。

 医療分野では医師不足など深刻な問題も多く、財務省は、診療報酬は引き下げるが、今年5月末にまとめた政府・与党合意の「緊急医師確保対策」に基づき、地方に必要な医師の確保などは行う方針だ。【須佐美玲子】

毎日新聞 2007年11月5日 20時43分
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韓国の最新ミネラル水事情

2007/11/05 22:19
週末に、韓国の眼科学会に遊びに勉強しに行ってきた。
その際、韓国のセブンイレブンで見つけたミネラル水。

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(注:右側の製品は韓国製品ではありません

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(注:右側の製品は韓国製品ではありません)

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私としては、韓国は既に、こういうことはしないでもいい国になっていると思っているのだが、真剣勝負なのだろうかあるいはウケ狙いなのだろうのか?
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昭和の遺物

2007/10/31 23:35
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今日、東京・世田谷の千歳船橋で見つけた遺物。
『たばこは心の日曜日』
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